私はパソコンというものが好きだ。

私が子供の頃、家にはレコードやカセットテープがあった。
機械にしか読み書きのできない、情報記憶媒体に興味を持ったつながりで、
PCのデータというものにも触れたいと思ったのがきっかけだろう。
自分のPCを自作する趣味を通して学んだことは、フェリカでの授業でもそこそこ役に立っている。


今日も課題やソフトウェアの扱い方について飲み込みが早かったり、
今日もワイヤレスネットワークの設定についてわからない人の力になれたり、
そういう"一日の長"が自分に備わっていることを自覚すると、つい嬉しくなってしまう。


つい、そういう小さな満足で、自分の歩く速度を緩めそうになる自分がいることに気づき、
ヒヤっとし、イラっとするのだ。
教室の誰かとの相対的な差を目標にしたわけじゃない。
私は自分で定めた目標があって、それを日割りした所まで、今この瞬間、進まなければならないのに。


もう一ヶ月経ってしまったのだ。
本当に私はこの速度で大丈夫なのだろうか。
答えは多分自分の中で解っているんだと思う。
全て自分次第の世界。その公平な環境で少しでも大きなものを築いて自信に繋げたい。


世の中、自分一人の力で何かを変えられることはほとんどないけれど、
自分ほど自分を変えられる人間はこの世の中には居ないのだろう。


自分の弱さを反省することは大事だけれど、
1ヶ月経って、まだ修正できていない弱点と向き合っているのはさすがに格好悪い。
来月は「こういうことをしたい」「これをできるようにしたい」という、
もっと前向きな抱負を書けるように、今がんばろう。